4.3.4性能試験
1)試験条件および試験方法
(a)定置通電試験
試験環境:液体ヘリウムに浸漬、印加磁界1T
目標電流:3000A
電流変化率:30A/s
(b)オンオフ動作試験
試験環境:液体ヘリウムに浸漬、印加磁界0〜1T
超電導線の電流:1mA
オフ時間:加熱開始から抵抗が10%および90%発生するまでの時間
オン時間:加熱停止から抵抗が0Ωになるまでの時間
加熱方法(1)ヒータによる加熱
(2)超電導線の自己加熱
加熱量:最大30W
(c)絶縁耐圧試験
試験環境:常温のヘリウムガス雰囲気
線間(超電導リード両端間):1000V
対地(超電導線〜ケース間):3000V
(d)加振試験
永久電流スイッチの超電導線に作用する電磁力が磁界1Tのもとで電流3000Aを通電しているときと等価となるような磁界および通電電流とし、永久電流スイッチに次のような振動を加えた。なお、加振試験3においては、比較のため磁界をかけない状態での加振試験も実施した。
(1)加振試験1
磁界2.0T、電流1500A、振動周波数5〜33Hz、全振幅1.0?
(2)加振試験2
磁界1.5T、電流2000A、振動周波数5〜33Hz、全振幅1.0?
(3)加振試験3
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